日本では5680件（平成26年度末現在）の興信所や探偵社が都道府県の届出書を提出しています。総合探偵事務所とか興信所とか名前をつけている会社が多いです。歴史的な背景のように興信所は企業信用調査を中心にしたり探偵社は浮気調査・不倫調査など個人調査という決まりはなくなっています。
 
興信所でも不倫調査や浮気調査をしている事務所はたくさんあります。逆に探偵社・探偵事務所でも企業信用調査を調査項目として明記していたりします。
 
明確に興信所と探偵社の違いは表せないようになっています。その事務所の名前が興信所だから企業信用調査が得意だろうと考えるのは間違いです。法律的にも根本的な違いを定義していません。興信所や探偵社はできてきた歴史的な背景は違いますが、根本的な技術や調査手法の違いはないのが現状なのです。事務所の名前で判断をして契約するようなことをさけて、その事務所が得意とする調査・経験・知識を判断して依頼するようにしてください。