探偵事務所と興信所はどのような違いがあるのでしょうか?

探偵事務所と興信所はどのような違いがあるのでしょうか?

探偵事務所と興信所は、同じような仕事をしているようですが、それならばどうして違う名前になっているのでしょうか?調査の内容に関して得意分野とか不得意分野とかあるのでしょうか?
 
この記事では【探偵事務所と興信所の違い】について詳しく解説します。
 
 
  • まずは探偵事務所と興信所ができた歴史的背景を見てゆきましょう。
 
探偵事務所の規定ができたのは、1891年(明治24年)の事です。5月21日発刊の朝日新聞に「帝國探明會」という名前の会社が、詐欺師や盗人の所在を調べる。他人の行動調査を実施する内容の広告を出稿していたのです。これは国立国会図書館の蔵書でも確認できる事実です。
 
内容を精査してみると、1891年5月21日での探偵業は人探しや素行調査などの行動調査が中心の仕事をしていた可能性が高いと判断できます。
 
社団法人探偵協会では5月21日を「探偵の日」と制定しています。「日本国内で100%民間資本の日本人が、広く一般大衆に対し探偵調査を請け負う広告を実施した日」と認めています。探偵事務所・探偵社の仕事を新聞という媒体を使って告知した歴史的な日になっています。広告の文章から当時の探偵業の実態が見えてきます。基本的には調査をする概念は今と変わることはありません。
 
では、興信所はどうでしょうか?初めて設立されたのは、1892年(明治25年)の事です。「商業興信所」が設立されました。日本銀行と大手の銀行グループが共同出資して出来ています。この4年後の1896年(明治29年)には「東京興信所」が創業しています。これら2つの会社は「信用調査事業」の業務内容で会社が運営されています。
 
1900年(明治33年)になると現在の「帝国データバンク」の前身である「帝国興信所」が設立されました。この会社は信用調査業がメインの仕事ではなくて、経済専門雑誌が経営の軸になっていたと言われています。今の企業信用調査は日露戦争が終わったあと企業設立ブームに大きなニーズが発生して現在に至っています。


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